年間行事

修正会(しゅしょうえ)元旦~四日

一年間の世界平和と五穀豊穣をご祈祷します。この期間お参りの方には、元旦に鏡割りをしたご宝酒をふるまわせて頂きます。

星祭(節分会)二月二日~四日

祈祷に応募していただいた方に1年間の無病息災を祈願する行事です。(祈祷の募集は前もって致します。)
護摩堂で午前、午後に1回ずつ1時間程度いたします。

節分会は本来、各人の生まれた時に定められた星「本命星(ほんみょうじょう)」と、その年の運命を司る星「当年星(とうねんじょう)」を祀って一年の災いを除ける法要で、当寺では「星祭」と呼んでいます。「本命星」は北斗七星の7つの星を指し、星祭においては北斗七星は最も重要な星といえます。
北斗七星は文字通り、七つの星を結ぶ星座ですが、中国ではこれに「輔星」「弼星」の2つの星を加え、北斗九星という考え方があります。
北斗七星の七つの星を土曜、水曜、木曜、火曜、金曜、月曜、日曜の「七曜」とし、それらに破壊と災いを象徴する二つの星、「羅ごう」「計都(けいと)」を加えて「九曜」とたとえられました。
これら吉凶を司る星の巡りから運気を読み取り、マイナスの運気を削ってプラスの運気に転じることが星供養(=星祭)です。

当寺には、絹本著色の「北斗九星像」(重要文化財)が保存されており、そこには、二人の従者の後に白衣を纏った7人の尊像、その後ろには礼装の2人の男性像が描かれています。白衣を纏った7人は北斗七星を表し、中国王侯風の冠服を着た2人が北斗七星の隠星「輔星(羅ごう)」「弼星(計都)」を表しています。

「北斗九星像」(重要文化財)
※現在は奈良国立博物館に寄託

祈願祭(仏餉会・ぶっしょえ)七月最終日曜日

前年の年末にお米を奉納いただいた地区の区長さんにお参りしていただき、五穀豊穣を祈念する行事です。

蓮華会八月十五日

竹生島最大の行事。(旧来は弁才天様を新規に作造して、家でお祭りし8月15日に竹生島に奉納する行事でした。)

浅井郡の中から選ばれた先頭・後頭の二人の頭人夫婦が、竹生島から弁才天様を預かり、再び竹生島に送り返します。(元来は天皇が頭人をつとめていたものを、一般の方に任せられるようになったもので、この選ばれた頭役を勤めることは最高の名誉とされてきました。この役目を終えた家は「蓮華の長者」「蓮華の家」と呼ばれます。)

頭人は、出迎えの住職・役員・三人の稚児とともに、島の中腹の道場に入り休息、その後おねりの行列が出発します。そして急な階段を一歩一歩踏みしめて登り弁天堂に入場いたします。 その後、弁才天様を祭壇に安置し、荘厳な中で法要が行われます。

蚕糸祭十月二十日

弁天様の15人の従者(十五童子)の一人「養蚕童子」にちなみ、滋賀県の養蚕関係者が年に一度、蚕の供養をする行事です。
開催日は毎年奉賛会により決定されます。

天女ご縁日毎月十五日

毎月15日は弁才天様のご縁日です。
弁才天様は古来より「芸能向上」「商売繁盛」の御徳が大きいと言われています。
又、ご縁日にご祈願をすれば、その願いはより成就すると伝えられています。
是非この日に特別祈願下さいますよう、ご案内申し上げます。

毎月15日に奉納
基本 11:30と13:30 ※申込者多数の場合は随時受付します。
特別祈願料:5,000円より

観音ご縁日毎月十八日

毎月18日は観音様の縁日です。