住職ブログ

それらしい言葉づかい

2012年06月14日

先日、知人の先達さんが竹生島にお参りにおいでになりました。その時私は納経朱印所にて、御朱印の受付を致しておりました。最近、住職としての所用も多く、なかなか朱印所に座していることも少なく申し訳ないのも事実ですが、その先達さんは、私の姿を見つけた途端「住職おる、住職がおる。ほれ!あそこにおるがな~。良かったなぁ、住職に会えたで~。」と同行の人に声をかけていました。 その先達さん、以前からの知り合いで、大変親しくさせて頂いている方ではありますが、私の前にいらっしゃった時、「『住職おる、住職おる。』って随分ひどい言葉やねぇ。」とチクリと申し上げました。 先達さんは、ハタと気が付いて「大変に失礼な言い方をしました。ご住職様がおいでになっていると言わねばいけませんのにー。」とおっしゃるので、私は噴出して笑ってしましました。「いやいや、私のことをそう言ったから怒っているんでは無いですよ。只、先達さんの格好をしているんだから、今日は先達さんに似合う もう少し美しい言葉や、気の利いた言葉を使わんとねぇー。」と申し上げたんです。 昨今、言葉が乱れていると思います。それは若い人だけでなくご年輩の方でもひどい状態だと思います。 日本語は、相手に気を使った美しい言葉が沢山あります。使う人の立場によって、話す場所をよく考えて、それぞれ言葉を選ばねばなりません。 もちろん、私どもお坊さんもお坊さんらしい言葉を使わねばならないと私は日ごろから思っています。 今一度、皆さん自分の言葉使いに目を向けてみてはいかがでしょうか・・・・会社でも家庭でも・・・・。 この先達さんよく理解して下さったようで、「確かにその通りですね。先達の言葉使いについて考えなきゃいけませんねー。」とおっしゃって帰って行かれました。