住職ブログ

新春のご挨拶

2012年01月05日

新年 明けまして おめでとうございます。
私のつたないブログをお読み頂き、誠にありがとうございます。心より感謝申し上げています。
毎年の言い訳で恐縮ですが、昨日まで竹生島での新年大祈祷法要が朝昼夕と続いておりました。竹生島ではインターネットが出来ませんので、更新が遅くなりました事を深くお詫び申し上げます。
昨年は三月十一日に起こった『東日本大震災』をはじめとして、『原発事故』や和歌山の『豪雨水害』など試練続きの一年でした。被災の方々のご苦労や悲しみを思うとき、胸が詰まる思いが致します。年が変わりましたが、被災地の復興はまだまだその第一歩を歩み始めたに過ぎません。
私たち日本人は、少しずつであっても更に前を向いて歩みを進めなければならないのです。自分を信じ、 他人を慈しみ、共に手を取り合って、困難に立ち向かって一歩一歩着実に前へと・・・。それが『絆』の意味するところなのです。
そんな願いを込め、この句を捧げます。 
梨 花 一 枝 春
(梨花、一枝の春。)
梨の花は、白く小さな花、「博愛・慰安」という花言葉を持っています。  
「長かった冬が過ぎて、ふと庭の梨の木を見ると 一枝に花が一輪咲いていた…。あぁ やっと春が来た」と実感されます。たった一枝でも人間は十分に春の喜びを感じるのです。
『梨花一輪』はそんな私たちの心に少し芽生えてきた落ち着きと、明日への希望を表しています。今はまだ寒風吹きっさぶ中のたった一輪に過ぎないかもしれません。しかし、その先には必ず希望の花咲き乱れる『心の春』を迎えられるはずなのです。春はきっと直ぐ傍までやって来ていると信じたいものです。