住職ブログ

新春のご挨拶

2011年01月05日

新年 明けまして おめでとうございます。
私のつたないブログをお読み頂き、誠にありがとうございます。心より感謝申し上げています。
毎年の言い訳で恐縮ですが、昨日まで竹生島での新年大祈祷法要が朝昼夕と続いておりました。竹生島ではインターネットが出来ませんので、更新が遅くなりました事を深くお詫び申し上げます。
さて、一昨年以来私たち庶民の生活は、一行に改善の実感が湧いてきません。「現代は閉塞の時代」と言われます。政治の問題、景気対策、企業倫理、就労問題、どれを見ても明るい兆しが見られません。人の心は余裕を忘れ、目先にある自己利益、社会風潮に流されて、先々の展望が真剣に語られることの無い時代に為ってしまっているのです。他人を踏み台にしても今の自分さえ良ければそれでいい。先の事なんて考えても仕方がない。悲しき現代社会の風潮であります。日本人として誇りにしてきた道徳観はどこに消えてしまったのでしょうか。
しかし私たち庶民はせめて心だけは豊かにありたいものです。こんな時だからこそ、希望を捨てず 心を腐らせず、神仏を敬い 心に『正義』の明かりを掲げて、我道精進することを大切にしたいと思うのです。
そんな願いを込め、この句を捧げます。
日 出 乾 坤 輝 (日出でて、乾坤(けんこん)輝く。)
 初日の出は旧年の闇を一掃して、新しい大光明を地上に届ける。
人の世も同じで、迷いの闇に心は沈むが、光の存在を信じるものは必ず希望を見ることができるはずである。