住職ブログ

普段のちょっとした気遣いの重要さ

2010年08月07日

先月、新しい職員さんが入ってきました。この2人は同い年で、Aさんは市役所を定年して、Bさんは小さな町工場を経営していましたが60歳を期に工場を閉じて、再就職で来た方です。昨日、この2人が宿直の時に使用する部屋の窓の横に網戸が無造作に放置されていました。見てみると、その網戸は客殿の窓から外されて持ってきたもの。私が、「網戸がほったらかしになっているけど、どうして?」と聞いてみると、Bさんは「この間の夜、熱かったので、窓を開けたまま寝るため外してきたが、サイズが合わず置いてある。」Aさんは、「私には関係ありません。何日も前からほったらかしになってるのを知っています。勝手にBさんが持ってきたんです。」とのこと。そして2人が言い争いをするのを見て、本当に悲しい気持ちになりました。「言い争いなんてみっともない。二人とも悪いよ。」と注意を致しました。Bさんには、「必要で持ってくるのは仕方が無いが、使えなかったのなら何故もとの所へもどさないのか。」Aさんには、「ほったらかしなのを知っているのなら、何故自分が片付けようとしないのか。」と。
『物を大切に使う。物をキチンと片付ける。』これは、大人なら当たり前の事です。『自分に関係なければ見てみないふりをする。』事なかれ主義は協調性の欠如の表れです。老若男女を問わず、現代人の無責任性を示して危険さなのです。
よく見てみると皆さんの周りでもきっとこの様な事が起きているのではないでしょうか。