住職ブログ

お婆さんからの手紙

2010年05月17日

先日、あるお婆さんから電話が掛かってきました。そのお婆さんは、方丈(住職)さんに取り次いで欲しいと職員に告げられたそうです。そのお婆さんの名はIさん。私はIさんと言う方に覚えが無いので、恐る恐る電話に出てみるとお婆さんは、「3日の午後、石段でお出会いしたんですが、覚えていますか。」言われました。それで、あぁ、あのお婆さんかと解った次第です。そのお婆さんは、97歳。昨年に続いて今年も観音様にお参りされたとの事。今年は観音堂まで石段を登るのがやっとで、その帰り石段で私と出会ったそうです。いろいろとお話しましたが、高齢なので、もうお参り出来ないかも・・・と、おしゃっておりました。(その時お名前は聞いてなかったのです・・・。)
その事や、竹生島でお手伝いの方々に親切にしてもらったことが嬉しくて、手紙を書いて贈ったのだけれでも、左目の視力が良くなく、手書きの字が読めないかもと心配になって、電話を下さったそうです。実際、綺麗な字で、読みやすいお手紙でしたが、何よりそう思って電話まで下さったお婆さんの心の優しさにふれ、とても暖かい気持ちになりました。そのお婆さんの手紙にあった私への応援と励ましの言葉を一生の宝物として、住職として精進していきたいと思いました。