住職ブログ

『寒修行』? の旅・・・

2010年03月22日

当山では、「竹生島宝月会」という団体でお参りに行く会をも催しております。先日 第10回目のお参りに行ってきました。その日は、3月中旬と言うのに雪が舞う生憎の天気で、目的地のお寺に着き、いよいよ お経をみんなでお唱えしようという時、急に霰がザァーと降って来ました。
 このお寺のご本堂はあまり大きい方ではなく、外での読経を覚悟していたのですが、お寺の奥様が雪の中を走って駆け付けて下さり、お堂の扉を開け、中の机などを動かして、私たちが中に入れるようにして下さったのでした。「狭いので申し訳ございません。」とおっしゃる奥様のお言葉に、参加者一同 手を合わさずにいられませんでした。
 お経をお唱えしていると、当会参加者の一人が私に「方丈様、後ろに数人のグループの方々がいらっしゃっているので、みんなもう少し詰め合って、一緒にお堂の中に入ってもらってはいかがでしょう。」と声をかけてくれました。「雪が降ってるし、お寺の奥様のお心に甘えて、そうしましょう。」と返事をしながら、会のみんなに仏様の心が強く届くようになってきたんだなぁ・・・と、うれしく感じました。
 宝月会参加者一同、いい修行が出来ました。