住職ブログ

ありの会参拝

2009年10月26日

西国巡礼をされている会に『ありの会』というのがあります。この会は西国三十三所霊場を一年間数度に分け、1番札所より33番札所まで徒歩にて一巡をされている会です。先日、当山にも巡拝下さいました。参加者も多様で、大学の先生や商店のおじさん・主婦・会社の社長さんまで、お住まいも関西だけでなく、東京や福岡などからも参加されている方も。当日は、生憎の小雨の天気でしたが、観音様に手を合わされるそのお姿の活き活きとした事。またそのお顔は、笑顔で輝いておりました。辛い峠道・体冷える雨模様、しかし、それを共に乗り越えてきた仲間の存在・観音様のやさしいお導き、其処にある大きな心の連帯感が、皆さんをそうさせているのでしょう。この大いなる連帯感が、人の気持ちを大切にする心・自分の尊き誇りを大切にする心となり、安らぎや安心感をもたらしてくれるのでしょう。世知辛い世の中、自分さえ良ければという現代人にあって、もう一度取り戻し、大切にしなければならない心なのです。