住職ブログ

今年の竹生島最大用事「蓮華会法要」にて

2009年09月01日

竹生島の最大行事として、『蓮華会大法要』というのがあります。これは、貞元2年(977)に円融天皇によって行なわれた「五穀豊穣」「国家安穏」「万民豊楽」を祈念した法要がその起源とされ、天皇の御意志を継いだ心ある信者の中から、この法要を行なう主催者が決定され、法要の結願日(8月15日)に辯才天のご分身のお像を宝前に奉納し、主題願題を祈念するものであります。円融天皇依頼、1,000年間途絶えることなく続いてまいりまいりました。今年の主催者(頭家という)は、地元の西川さんと東京の鈴木さんのお二人が勤められました。この鈴木さんの参列者の中に、1,000年の歴史初めて、アメリカの人がご家族として参列されました。彼は、アメリカは建国200年余の国なのに、1,000年もの歴史ってすごい事だと関心していました。また、会社を休んで日本に来ることの説明をした時、上司はそんな素晴しい事なら、休みをもらうべきだと快く休暇をくれたそうです。日本人は、彼を見ていると、歴史が傍にありながら疎くなってしまっているのではないかと悲しく感ぜずに入られませんでした。