住職ブログ

テレビに事件より・・・。

2016年07月29日

 神奈川県の施設で、20名もの人を殺害するという戦慄の走る事件が起こりました。

しかも殺害された方々は、障害をお持ちの方々でありました。障害を持ち生活に不自由を伴う弱い方々が、安らぎを持って暮らせるための施設で起きた事に、一層悲しみを深く感じます。

しかし、報道される犯人の信じられない程の身勝手な動機を聞いて、強い怒りを覚えます。

以前、この施設での仕事の中で持った入所者の方々への気に入らない感情がきっかけであったようですが、自分勝手な考えから、益々憎悪を膨れ上がらせ、「障害者はいなくなればよいのだ」「それが世の中のためだ。」などとおぞましい思考を持って行ったようであります。

本当に情けなくなる悲しい事件です。

人間の存在に関する価値は、すべての人が平等です。総理大臣であろうが、一般庶民であろうが、大会社の社長であろうが、町工場の従業員であろうが、皆平等にありがたい存在なのです。

もちろん健康に暮らさせて頂いている我々も、障害で苦労されている方々も同じように大事な存在なのです。そこに一生懸命に生きているだけで、素晴らしいことなのです。

この事を強く心にもう一度刻み込むと共に、この犯人ではありませんが、人間とは心が病でいくと、誰でも身勝手な感情に支配されてしまう危険があるということを自分に言い聞かせなければなりません。