住職ブログ

新年 明けましておめでとうございます。

2016年01月13日

目出たく迎春の御事と御慶び申し上げます。平素より私の拙いブログにお付合い下さいまして、誠にありがとうございます。

年始早々いろいろと行事や挨拶回りが今年は特に続きまして、初めてPCの前に座っております。

「ほんま!びっくりポン」ですわぁ・・・。

 昨年一年間の出来事を振り返るとき、パリでのテロをはじめとした「理性無き暴力の連鎖」に宗教者の一人として、心ら痛む思いです。

 さてそんな中で私たちに感動をもたらしてくれたニュースもありました。「ラグビー日本代表の対南アフリカ戦」。相手にリードを許し最後のワンチャンスに確実に同点が狙えるキックではなく、トライを選択してのプレイでした。後のインタビューで選手たちは、誰もが迷い無く選択したと答えている姿が印象的でした。なぜ迷いが無かったのか、そこには、一心不乱に練習に励み努力積み重ねていたからこそ生まれてくる「自信」あったからなのでしょう。

 昨今の経済一点主義という現代風潮なかで、人々はいかに苦労せずに如何にお金儲けが出来るかばかりを求め、下済みや努力という言葉さえあまり社会で聴かれなくなってきています。現代の社会は精神や理念といった基本的裏打ちの無い虚飾の世界とも言えるでしょう。そんな中で、彼らの姿は、この大切な事を思い出させてくれるきっかけとなってくれました。

 道徳観を持った社会、心の充実を大切にする社会になってほしいものです。

そのような気持ちを込めこの句を掲げさせていただきました。

正己以格物(おのれ)(ただ)しゅうして、以って物を(きわ)む。】

身や心を正しくして、苦労をいとわず物事の対応していくことが肝心です。,

そこに始めてその物事の「真理」を理解が芽生え、すばらしい成果を得る事が出来るのです。