住職ブログ

新春のご挨拶

2015年01月08日

 お正月より毎日寒い日が続いております。皆様、風邪などお引きではございませんでしょうか。竹生島では、正月から大雪に見舞われました。(今は雪も相当少なくなっています・・・。)

新年明けましておめでとうございます。平素より、私のつたないブログをお読み頂きまして、誠にありがとうございます。心より感謝申し上げています。

 毎年の言い訳で恐縮ですが、竹生島での新年大祈祷法要やその他の新年行事が続いており、昨日、長浜の陸地のほうへやっと渡ってまいりました。竹生島ではインターネットが出来ませんので、更新が遅くなりました事を深くお詫び申し上げます。

 さて、アベノミクス効果も強調されて伝えられ、株価は値上がりを傾向、デフレも脱出も間近と政治は声高らかに謳っています。円安も進み、大手企業は輸出を中心に高利益を上げ、益々一極集中が進む時代の中で都会では昇給の話もよく話題になります。しかし消費税も上がり、更に円安は生活必需品の値上がりを生んでいます。下請けの中小企業や過疎化が進む地方では景気の改善の声は一向に聞こえてまいりません。実体を伴わない株式指標などを見ても、目先の数値だけにとらわれて一喜一憂しているようにしか見えません。

「格差広がるのもも仕方がないことなんだ。」と平気で述べる経済学者もテレビで見られる昨今、強いものは益々傲慢になり、弱者にはますます住みにくい格差社会が進んでいると言えます。経済一点主義というものさしだけで社会の善し悪しを考える現代風潮には本当に疑問を感じます。

道徳観を持った社会、心の充実を大切にする社会になってほしいものです。

そのような気持ちを込めこの句を掲げさせていただきました。

澄心得妙観 (ちょう)(しん)、妙(みょう)観(かん)を得る。】

「観」とは目で見るのではなく心で感じ取ること。傲慢な心を捨て、澄んだ心で人と接する時、慈しみや思いやりにあふれた考え方が生まれ、人は真の幸せを得ることが出来るのです。