住職ブログ

温まる心遣い

2013年11月28日

先日、11月18日~20日の行程四国巡拝に行ってまいりました。当山では「竹生島宝月会」という巡拝団を作り、一般参加者を募集して西国や四国などの霊場を巡拝しております。

さて、今回は松山から今治方面の四国札所にお参りをしてまいりました。

実は出発の半月前になって、今回の巡拝の行程の中においてあるトラブルが起きてしまいました。

何とか解決をと思ったのですが、なかなか良い方法が見つからず困っていた時にあるお方の顔がふと思い出されました。この方は土屋僧正様という方で、今から25年ほど前 松山のお寺から御本山にお努めにいらっしゃっておられました。その頃まだ学生でいた私は、夏休みなどに本山で加行などで赴いた時など大変にお世話になった先生でした。

恐るおそる電話をかけ先生に訳をお話しさせて頂いたところ、「わかった!私に任せておいてくれ。」と快くお返事を頂き、無事トラブルなく今回の巡拝が実現出来たのでした。

そして、松山市内のある札所の御本堂でお参りしている時に、バスのところまで差し入れを持ってきてくださり、「峰君が気を使うといけないから、声をかけないで…。」と言って添乗員に託けて帰って行かれたとの事。土屋先生の温かいお気遣いと、お心配りに本当にありがたくて涙が出る思いでした。気を使わせまいと、ここまで気遣って下さる方っていらっしゃいましょうか。参加者の一人が私に「土屋先生のお姿を私わ知りませんが、なんか優しいお姿が心に自然とが湧き起こってくるようです。」と話してくれました。私愚僧も少しでも先生のようなお気持ちに近づきたいと思いました。